ブエラの20 募集写真ブエラの20
牡馬 青毛 2020/4/29
父ノボジャック 母父メイショウサムソン
道営・佐々木国明厩舎 サンバマウンテンファーム
募集時測尺 158/184/20.0/428kg (2021/10/28)

クラブコメント
1つ上の姉のブエラプーラ(父キンシャサノキセキ)は、2歳4月にデビューし、わずか5ヶ月の間に8戦を経験して2勝。南関東への移籍を決めました。早期デビューが求められる道営デビュー馬とは言え、仕上がりの早さと頑健さがプラスに働いたことは言うまでもありません。本馬は募集時点では幼さが目立つ馬体には映りますが、すでに前駆には立派な筋肉がついています。そして腰高な馬体を見るに、成長の余地は多分に残されていることがうかがえます。父ノボジャックの血統構成からダートへの適性は疑うまでもなく、パワフルな走りを身に付け北の大地からの大出世を狙います。

【馬体診断(治郎丸敬之氏)】
上の兄弟姉妹が募集されていた馬に関しては、どうしても比較してしまうことをお許しください。(特に同性の)兄弟姉妹がいる方は共感してもらえると思いますが、並べて比べてしまうと、人間はどうしても優劣を付けたくなるものです。しかし、サラブレッドの場合は往々にして父が異なることが多く、単純に比較して優劣を決めることにさほど意味はありません。それよりも、どのように個性が違うのか、それぞれの美点と欠点を見分けることが大切ですね。ブエラの20は父がキンシャサノキセキからノボジャックに変わり、性別も牡馬となり、ひとつ上の姉とは全く違う馬体になりました。昨年の募集馬カタログをお持ちの方は比較してもらえればと思いますが、胴部が詰まってコロンと映った姉と比べて、同馬は手肢にも長さがあり、胴部には伸びがあって、奥行きを感じさせる馬体ですね。マイルまでは距離が延びても十分に対応できるはずです。馬体のサイズが小さいのは課題ですが、おそらくブエラの20は骨格がゆったりしているため姉よりも大きくなるのではないでしょうか。

近況 2021/11/10
道営・佐々木厩舎にて調整中です。 佐々木調教師「厩務員が引きずり回されそうになるくらい勝手な所があって、まずウォーキングマシンに入らなかったんで、引き運動と放牧にしていましたが、今日の朝ペアになる友馬を見つけて一緒にまわしたら、ようやくウォーキングマシンに入りました。なんですが今度は今日の午前中に中々馬房に入らなくて。放牧して欲しかったのか馬房に入らなくて、昼から15分くらいかけて怒りつけてやっと入りました。姉のブエラプーラに似た感じですね。自分勝手というか、そんな所があります。今朝からえりあげをしました。えりあげは暴れなかったですね。2、3日見ててえりあげは大丈夫そうかなと思ったらその通りでした。ただ、さっき言ったように人の指示を素直に聞かないというか、割と人をなめてるというか、そんな素振りがあるもんですから、乗るのは多分大丈夫なんですけど、乗った後『右に行け左に行け止まれ進め』とかそういう人の指示には簡単には従ってくれなそうな感じがあります。あと落ち着きがなくて、ソワソワソワソワして、水桶を何回もひっくり返すくらい、寂しがるというか、馬房の中にあまりいたくないみたいな感じです。まあ日々コツコツやって行きます」
(YGGオーナーズクラブより転載)

昨日、YGG馬ドライスタウトがオキザリス賞(2歳1勝クラス)を快勝し、2020年産はまだ未出資だった牡馬に出資しよう!とひらめきました^^汗 いろいろ思考する中、もちろんYGG馬で、地方所属馬なら価格の安い馬…という事で、ブエラ仔に決めました^^汗 最近、道営・佐々木国明厩舎に入厩したばかりで、入厩すぐ(現在も…)は全く言うことを聞かないようでしたが、そのうち何とかなるんじゃないか…と勝手に思っています^^汗

募集時測尺の馬体重がそんなに無いのですが、他の馬格は立派そのもの。体高と胸囲は平均以上ですね。腰が若干高く見えるのでまだまだ成長しそうです。4月下旬の遅生まれでもありますし…。ササクニ先生のインタビュー動画の時のブエラ仔の状態も良さそうで、写真よりも首長に見えるし、胴も長そうです^^汗 気性だけは心配な面もありますが、それがレースに行っての前向きさや負けん気になり、プラスの要素となってくれれば、大きな武器となりそうです。果たしてなるかな?

ブエラの20に出資の方々、今後ともよろしくお願いいたします^^