ノルマンディーオルダージュ
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを2500~3000m(17秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。具合が大分良いので、今週から速いところを週2回にして対応しています。背腰もケアしながら進めているので、問題は見られません。体付きも良くなっているので、しっかりと乗り込みながら態勢を整えていきます」(担当者)NSR 494kg

ホーリーライン
★12/20(日)中京・3歳上1勝クラス(芝1200m・混)津村明秀騎手 結果3着
「帯に短し襷に長しといった内容のレースが続いていますね。ただ、スパッと切れるタイプではないものの、距離は1200でも1400mでも溜めれば確実に脚を使って伸びてくる。体を減らさず安定して走れているので、現級突破のチャンスは近いと思っています。この後は1回小倉開催(1/16~)を予定。一旦外厩に出すほどは日程に余裕もないことから、在厩のまま調整していくつもりです」(矢野英一調教師)

セレンディピア
★12/20(日)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m・混)原優介騎手 結果12着
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、近日中に移動予定です。 「伸び上がるような格好でゲートを出てしまい、久々も影響したためか前後のつながりが悪く、レース前半は追走で手一杯。ようやくエンジンがかかったのは直線200の標識を過ぎてからで、今回はまったく競馬に参加させてもらえませんでした。レース後も脚元含め特に変わりありませんが、優先出走権がないとしばらく使えそうにない出馬状況です。この後はひと息入れて体にアドバンテージを持たせ、小倉開催を目標にしていきましょう」(尾形和幸調教師)

プリュムドール
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター4000~4500m、600mの坂路を2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。騎乗運動を始めてからは体温が安定していたので、今週から一段ピッチを上げています。その後も反動などはないので、体調を見ながら進めていくつもり。問題ないようなら徐々に負荷を強めていくつもりです」(担当者)吉澤ステーブルWEST 474kg

ルクシオン
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。到着後は軽めのマシン運動にとどめて、疲労回復を優先に進めています。レース時より馬体重は増えてはいますが、飼い葉食いがゆっくりで、正直毛ヅヤもあまり良くはありません。表面には出てきていないものの、馬体に触ると背中からトモにかけてガサガサした感触があり、皮膚病に近いものも出ている印象です。来週から軽めに乗ってみるつもりですが、馬の体調をしっかりと見極めながら調整していく予定です。ノルマンディーファーム小野町 426kg

エストラテーガ
20日(日)に坂路コースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、56.6-41.3-27.1-13.4を馬ナリに追われ、23日(水)にも坂路コースで4ハロン55.2-40.6-26.8-13.6を単走で一杯に追い切りました。「フラットコースでも乗っていて、坂路と比べると苦労してる感がありますね。坂路での今週の時計消化では先週と比較して随分と時計を詰めることができました。まだ動きに余裕があるわけではないですが、こうして一歩ずつ着実に進んでいきましょう。馬自身が追い込まれてたり、へこたれていたりというのはないのは頼もしいことです。こちらから寄りそうだけでなく、エストラテーガにもしっかりついてきてもらいましょう」(稲垣幸雄調教師)

ラヴィネルージュ
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も飼い葉食いが安定しませんし、調教中も力んで走っている様子が見受けられます。そのため、しばらくはこれくらいのペースにとどめて、少しでもリラックスさせてあげられるように乗っていく考えです。ノルマンディーファーム小野町 440kg

デクラーク
☆12/26(土)中山・2歳未勝利(ダ1200m・混)石橋脩騎手
20日(日)に坂路コースで4ハロン63.3-43.4-27.6-12.6を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にはWコースで4ハロンから0.6秒追走して併せ、52.6-38.3-12.7を強めに追い切りました。「もう少し体全体を使えるようになってきてほしいですね。走るフォームに伸縮性がなく、こぢんまりと映ってしまう。それでも前回に比べれば心身ともに成長は感じられ、稽古の動きも悪くありません。優先持ちばかりのメンバーで、今回どれくらいやれるかでしょう。キックバックに怯む面をまだ克服できておらず、できればポンとスタートを切って前目に付けたい。もし前半ポジションを取れなかった際は、早めに外へ持ち出すよう鞍上には指示を出します。揉まれずに道中溜められれば、終いはしっかり脚を使ってくれると思います」(矢野英一調教師)

ヴィオマージュ
20日(日)に坂路コースで4ハロン59.4-43.1-28.7-14.4を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.6秒先行して併せ、55.8-40.2-25.8-13.3を叩き一杯に追い切りました。「左前骨瘤はもうあまり心配なさそう。帰厩後も順調に調整できています。デビュー前はマイル以上の距離もと思っていたのですが、稽古でもだんだんスピードが勝ってきて、より短い方に体つきもモッサリして映りますが、息遣いがまだだいぶ重く感じられるので、年明けの中山開催二週目あたりを目標に進めていきましょう」(牧光二調教師)
(ノルマンディーオーナーズクラブより転載)

ノルマンディー出資馬もデクラークが26日(土)にやはり今年最後の出走。ルクシオン以外の2歳出資馬に勝ち星がないので、ここは人気薄でも期待したいところ^^汗