オルダージュ
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを2500~3000m(17秒ペース)のメニューで調整中です。大きな疲れも見られないことから、ペースを上げて乗り込んでいます。今週も更に体重が増えているように体調面は良好なので、このまましっかりと乗り込んでいきたいと思っています。年明けの小倉開催が目標と聞いているので、徐々に態勢を整えていくつもりです」(担当者)

セレンディピア
11月29日(日)に坂路コースで4ハロン57.5-42.6-28.4-13.9を単走で馬ナリに追われ、12月2日(水)にはCWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、68.8-54.7-40.6-13.1を馬ナリに追い切りました。「帰厩当初に見られた四肢の浮腫みなんかも解消して、今は坂路からWコースでバリバリと乗り進めています。両サイドに馬を置くと、稽古でもまだ気にして怯む面はあるものの、前後がつながってしっかりスピードに乗った走りができている。だいぶ力を付けていますので、休み明けからいきなりやれても不思議ありません。次走は12/20(日)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m・混)を予定しています」(尾形和幸調教師)

シュアリーシーズ
「両前肢の球節および繋靭帯、それを取り巻く筋繊維に炎症を起こしていることは間違いないのですが、12/2(水)午後の両前肢のエコー検査の結果は異常なし。もちろんレントゲン検査でも骨折等の疾病は発見されていません。ただ、両前肢の蹄鉄を外して、いわゆる裸足の状態にしたものの、引き続き両前球節にわずかながらの熱感があり、腫れも残ります。腱はスッキリとしていますし、すでに跛行の症状は見せていません。当初はこのまま自厩舎で調整を続け、次走に備えるプランを考えてはいたのですが、いずれにしても、来週早々に一旦放牧に出す予定にさせていただきました。先週11/28(土)に終い3ハロン15-14-13の時計で馬ナリで軽めに追い切ったにもかかわらず、出走取消につながってしまったので、再度同じことを繰り返したくはないですし、念には念を入れての気持ちです。また、今回の出走取消につきまして、ギリギリの段階まで出否を決めかねていたことで色々と各所に行き違いがあり、クラブサイドにも正式な連絡が遅れ、会員の皆様にご心配をお掛けしましたことを、改めてお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした」(井上孝彦調教師)

プリュムドール
この後はトレセン近郊の吉澤ステーブルWESTで調整することになり、2日(水)に移動しました。
「先週いっぱいは舎飼にとどめて様子を見ていましたが、咳や鼻水は止まり、日曜日の時点で微熱もほぼ治まりました。ただ、プリュムドールの平熱よりも0.2~0.3度高い状態は続いていているんですよね。元気がないとか体調面が悪いという状態ではないので、火曜日に軽く乗ってみましたが、すぐに競馬に向けて進めていくのは今後にとっていい影響を及ぼさない可能性があることから、やはり一息入れさせていただくことにしました。まだ馬がしっかりしていない分、予想以上に堪えた部分がありますが、ここで休ませることで馬がいい方に成長していくと思います。近場に置いて定期的に様子を見に行き、頃合いを見計らってまた出走させていくつもりです」(奥村豊調教師)

ルクシオン
11月29日(日)にCWコースで6ハロン88.5-72.2-56.8-42.4-13.6を単走で馬ナリに追われ、3日(木)にもCWコースで6ハロン82.8-65.8-51.2-37.7-12.2を単走で一杯に追い切りました。「来週12/13(日)阪神・阪神ジュベナイルフィリーズ(G1・芝1600m・牝)に向けて、至極順調です。むしろ好調子なので、11/29(日)の追い切りは坂路4ハロンからCW6ハロンに切り替えました。昨日12/3(木)は、ハロー後で馬場入りの頭数が多く、他馬にペースを乱されそうになるシーンがあったものの、すぐに落ち着きを取り戻し、無事に追い切りを消化。全身をしっかりと使った走りが出来て、元気一杯のところを見せてくれました。現段階のコンディションは前走以上とは言いませんが、それと同等、いずれにしても高いレベルにあると思いますよ。力は出し切れるはずです」(河内洋調教師)

エストラテーガ
松風馬事センターで調整され、本日12月4日(金)に帰厩しました。
「時間をかけた分、体力をつけてきたのを感じます。それでもこちらの思いとしては、もう一段階上にいってほしいのがあるんです。脚元に変に負担が掛からないよう注意しながら、エストラテーガに合わせた方法でパワーアップさせていきましょう」(稲垣幸雄調教師)

デクラーク
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込みをおこなえています。ソエの状態も引き続き安定していますよ。ここまでじっくりと進めてきたことで、良いリフレッシュ期間になったと思います。もういつ声が掛かっても良さそうで、矢野調教師からは来週か再来週には厩舎に戻すと言われています」(担当者) 松風馬事センター 477kg

ヴィオマージュ
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き調教進度を上げながら進めています。左前の骨瘤に反動が出ることはありませんし、それ以外の部分も問題ありませんよ。送り出しに向けて態勢が整ってきているので、声が掛かるまでしっかりと乗り込んでいきます」(担当者)松風馬事センター 506kg
(ノルマンディーオーナーズクラブより転載)

ビスバルト
岐阜県の山岡トレセンにて放牧中です。 牧場担当者「もう普通にバリバリ乗っています。今週は週3日坂路に入って17.18の所で乗っています。前に馬を置いてチップでも坂路でも被せてやっていますが、そこまで嫌がらないですね。そんなに動じた感じもないし、ハミを取ってぐいぐい進んで行きます。競馬とは多少違うんでしょうが、今の所そんなに問題なさそうなんですけどね。来週からはどんどん強い所もやって、ビシビシやっていきます」

ショレアドルチェ
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。 牧場担当者「右前の球節はもう問題なく、トモがまだいくらか右にも左にも日替わりで疲れをみせるのですが、月曜日に獣医に触ってもらって、この程度ならケアをしながら進めて問題ないと言っているので、普通キャンターまで上げてきています。明日土曜日、終いを少し伸ばしてみる予定です。今日、寺島調教師が来て見ていかれましたが『来週から15-15を始められれば、年内に入厩させて、10日競馬で出走できるような感じになれば、年内最後に使えるかどうか。かなりテンションが高い馬なので、トレセンの中に長く置くよりはサッと仕上げてサッと使ってという方が良さそうですね』という事を話していました。馬体重は474キロで、先週比+2キロです」

フィーネ
京都府の宇治田原優駿ステーブルにて放牧中です。 牧場担当者「順調に乗っています。先週末終い15まで伸ばしてみまして、動きがすごく良いという訳ではありませんが、18-16-15という時計で上がってこれたので、今週水曜日18-15-15で2ハロン15-15行きまして、明日土曜日も同じ調教をやってみる予定です。トモが緩いので、うちの傾斜が強い坂路ではしんどいと思いますが、そこそこは付いて上がってこれているので、調教を進めながら力を付けて行って欲しいですね。体重は本日計測で470キロです。先週比-3キロで、体重は減っていますが、体つきは上半身にハリが出てきて、毛ヅヤも良くなって雰囲気は良くなっています。あとはどんどん速い所をこなして力を付けて行ってくれればと思います。ゲートの方は扉を閉めて入ってきて、そのまま出すような感じで通していますが、来週あたりから本格的に閉めて閉じ込めてからポコンと出す所までやっていく予定です」
(YGGオーナーズクラブより転載)

そうですね、調子が良い馬もいれば、まだまだかな…といった馬もいるようですね。プリュムドールのコメントが少し心配ですが、しばらくの間ゆっくりさせれば良くなると思います。他の馬は本番に向けてビシバシ進めていく方向なので、怪我やトラブルなく調教について行って欲しいですね^^汗