ノルマンディーオルダージュ
この後は北海道・オカダスタッドで調整を進めることになり、23日(日)に移動しました。
「当初は札幌のうちにもう一戦と考えていましたが、やはり万全でいきたいというのもあり一旦立ち止まることに。函館と札幌の間に小休止をはさんだことからも感じていただけるように慎重に進めてきました。というのも去年は夏を使った後に思っていた以上に立ち上げに時間がかかってしまった経緯があるからです。いつもであればもう一戦いってたかもしれません。ただ、ここまで既に9戦していることや、ここのところの気持ちの面というのもあるので、これまでであれば無理ではないことが今回は違うかもというのを考えるとここは大事にいかせてください」(青木孝文調教師)

シュアリーシーズ
22日(土)にCコースで4ハロン54.1-39.0-13.0を単走で強めに追われ、26日(水)にもCコースで5ハロン70.1-54.9-40.8-13.5を単走でゴール前仕掛けて追い切りました。「25日(火)に予定していた川崎・ペリドットフラワー賞(ダ1400m)は、川崎開催中止により取り止めになってしまいました。この時期なだけに、非常に残念ですし、今後の選択肢が限られてしまうのが辛いところ。ポジティブに捉えるともう2本追い切ってレースに臨めるので、よりいい状態で出走させられると思います。次戦についてはクラブ側と話し合い、デビュー戦以来の芝のレースを使うことに。9/05(土)新潟・3歳未勝利(芝1400m・混)を本線に考えていますが、最終週なので出走が叶わないこともあり得ますので、9/06(日)新潟・3歳未勝利(芝1600m)も視野に入れています」(加藤和宏調教師)

セレンディピア
「滞在で水が合っているのかトレセンに在厩している時よりも飼い葉食いは旺盛。中間もいたって変わらず、高いレベルで状態をキープできています。最終週の札幌はダ1000m、芝も1200mと1500m戦が1勝クラスで組まれている。優先権がなくても節はおそらく必要としないでしょうから、どの番組に向かうべきか、また再度ブリンカーを着用すべきかなど来週の追い切り日ギリギリまで考えさせてください。次はなんとか結果を出したいですからね」(尾形和幸調教師)

プリュムドール
27日(木)にCWコースで4ハロンから併せ、55.2-39.6-12.2を馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りは格上馬と併せて、若干遅れてしまったものの、動きはまずまず良かったと思います。先週よりも状態は上向いていますよ。昨日も反動なく普通に運動ができていますし、この感じであれば来週9/06(日)小倉・2歳新馬(芝1800m・混)でデビューを迎えられそう。ただ、かなりの頭数が予定しているようで、除外される可能性もありそうなところ。そういう事も含めて柔軟に対応できるようにしておきます。ジョッキーもなかなか見つからなかったのですが、うちの厩舎でも調教に乗ってくれている藤懸貴志騎手を押さえてあります。新馬戦からそこそこ動ける感触はありますが、先々良くなってきそうなタイプなので、初戦で中途半端に乗られるのは嫌なところ。藤懸騎手なら、しっかりと教育しながら、一生懸命レースをさせてくれると思っています。来週サッと追い切ってレースに臨むつもりです」(奥村豊調教師)

ルクシオン
27日(木)にCWコースで6ハロンから併せ、82.8-67.6-53.0-39.4-12.2を一杯に追い切りました。「賛否両論あると思いますが、今週の8/29(土)小倉・ひまわり賞(芝1200m・九州産馬)での出走をやめて、来週の9/06(日)小倉・小倉2歳ステークス(G3・芝1200m)での出走を予定させていただくことにしました。前走で見事勝利に導いてくれた松山弘平ジョッキーが確保できたこと、同じ九州産馬であるヨカヨカの動向、フルゲート割れの情報、中2週のローテーション、余裕のある勝ち方をしたことでの重賞へのチャレンジ、九州産馬限定戦にこだわらずとも賞金を稼げる可能性など、さまざまな要因を総合的に検討して、この結論に至りました。事実、週明けには夏バテの印象がありましたが、8/27(木)のウッドチップコースでの3頭併せでの追い切りでは、3歳・4歳馬相手に先着を果たしてくれたように、その心配を払拭する動きでした。前走以上のデキに上昇していると感じています。いずれにしても、英断となるよう結果で応えたいと思います」(河内洋調教師)

エストラテーガ
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。先週見られた夏負けの兆候は治まり、この中間も順調に乗り込みをおこなえています。脚元にはまだ若さが残りますが、大きな問題もなく落ち着いています。様子を見ながら進めていますが、じわじわと体重を増やしてきているのはいい傾向。一時期ゲートが難しいところがありましたが、ここにきて出来上がってきた感じで、合格レベルに持ってこられたと思います。まだ幼さは残りますが、それだけ伸びしろもあるという証拠なので、大事に進めていきます」(担当者)松風馬事センター 512kg

デクラーク
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。暑さに堪えている様子はなく、安定した乗り込みをおこなえています。ゲートは、以前は動かしに掛かると尻尾を振ったりして気負いが見られましたが、ここにきてかなり良くなってきましたよ。二の脚もピリッとしていて反応が良いですし、ゲートは上手いレベルだと思います。体重はガツンとは増えてきませんが、じわじわと増やしているのもいい傾向です」(担当者)松風馬事センター 484kg

エロージュの18
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込めていますが、脚元には若さが残っているので、ケアもしながら進めています。体重は週を追って増えているのはいい傾向。ゲートも引き続き安定していますよ。乗りながら硬くなることはありませんが、夏負けとまではいかないものの、皮膚感が少しパサついている印象なので注意していきたいと思っています」(担当者)松風馬事センター 498kg
(ノルマンディーオーナーズクラブより転載)

ルクシオンのひまわり賞の回避は、滞在競馬をしなかったことから私は賛成でした。それと強敵ヨカヨカの出走もあるし、一週遅れで同条件(九州産馬限定ではないが)の小倉2歳Sの方が結果的にルクシオンにとってプラスになったので良かったです。あとは本番のその時まで順調に進められたらと思います^^汗