ノルマンディーオルダージュ
「現在は20~30分の程度のロンジングの運動で調整中です。到着後は首に硬さが見受けられ、左側の首を起点に張っている感じがあったので筋注を入れています。現状の運動でも動きに左右差がありますが、前回こちらにいた際にロンジングでの運動をしたことを覚えてくれているようで、少しずつ改善傾向は見られます。週末から騎乗運動に移行していきたいと考えています」(担当者) 松風馬事センター 487kg

ホーリーライン
ノルマンディーファーム小野町で調整され、28日(木)に帰厩しました。
「休ませた分、体は程よくフックラして戻ってきましたね。気性的にあまり詰め込みすぎないほうがいいタイプですし、滞在競馬のほうがやはり力は出せると見ています。次走は6/20(土)函館・3歳上1勝クラス(芝1200m・牝)を団野大成騎手で予定。洋芝で少し時計のかかる馬場というのもホーリーには合っているでしょう。具体的なプランはまだこれから立てていきますが、再来週あたりには函館競馬場に移動させるつもりです」(矢野英一調教師)

カーヴィーレーザー
24日(日)に坂路コースで4ハロン56.6-41.2-26.4-13.1を単走で馬ナリに追われ、27日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、70.4-54.6-40.5-12.8を馬ナリに追い切りました。「先週末の競馬を予定していたので今週も出走できる態勢にありました。適性は芝の短距離にあるのではないかと見ているのですが、なかなか適した番組がないのが現状。ただ、走りの感じなどからはダートも合うのではないかという印象を持っています。2戦目に試した時は砂を被って頭を上げてしまったようで、競馬にならなかったと聞いているので、そういう点はこういう難しい気性が影響しているのではないかと思います。今週のダート1300mか1400mに出走できそうだったことから出走を検討しましたが、クラブと協議の結果、今週は回避することに。再来週6/14(日)東京・3歳未勝利(芝1400m)を目指していくことになりました。結構仕上がっているので、来週は少しペースを落として調整していくつもりです」(粕谷昌央調教師)

シュアリーシーズ
「現在は周回1000mのポリトラックコースをダクとキャンターで3000m、坂路1本(17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間は少しずつペースを上げながら乗り込んでいます。トモの状態は問題ありませんし、あとは速いところをおこなった時にどうなるかといったところ。吉村調教師とは、こちらで様子を見るよりも1回トレセンに入れて進めていった方が良いのではないかといった話になり、来週帰厩する予定です」(担当者)グリーンウッドトレーニング 474kg

セレンディピア
★5/24(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1400m・混)嘉藤貴行騎手 結果12着
「スタートで後手を踏み、内枠で揉まれて力を出せずじまいのレース内容。不甲斐ない結果となり申し訳ありませんでした。まだまだ脆い面は抱えているものの、力を出し切ればこのクラスでやれるだけのポテンシャルは持っている馬だと思います。昨日から乗り運動を再開していますが、レース後も特に大きなダメージは見られません。もう少し様子を見て問題ないようなら、このまま続戦していくつもりです」(尾形和幸調教師)

プリュムドール20200529プリュムドール
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。25日(月)より騎乗を開始しました。初日から比較的落ち着いた状態で取り組むことが出来たように思います。馬体はもう少し増えてきそうにも見えますが、北海道在厩時から450kg前後で推移しているあたり、もしかしたら太りにくい体質なのかもしれません。飼い葉はしっかり食べていますが、今後も馬の成長も見極めながら進めていこうと思います。
ノルマンディーファーム小野町 443kg

ルクシオン
「こちらの環境への順応性が高いようで、本当に良く飼い葉を食べていますよ。これならば、調教進度を上げていっても馬体の維持に苦労はしませんね。早速ですが、5/27(水)に坂路で4ハロン55.4-40.2-26.2-13.4の時計を出しました。サッとやるつもりだったのですが、ハミ受けが良く、予定外の速い時計が出てしまったというのが正直なところです。素軽い動きですし、バネを感じさせる走りですよ。調整のメインはもちろんゲート練習ですが、駐立はおとなしく出来ていますね。ただ、発進が少しモッサリしているので、もう少し練習を重ねましょう。こちらに入厩してちょうど一週間が経過したところですが、好感触を得ていますよ」(河内洋調教師)

ラヴィネルージュ
「引き続きゲート練習を中心に進めています。枠内でも悪さをせずに大人しくできていますし、扉が開いてもビクっとすることはありません。あとは扉が開いてから反応良く飛び出せるかどうかで、試験を受けるタイミングが見えてくるでしょう。一気に試験まで駆け抜けるのでなく、やはり確実に進めたいのがあるので時間を掛けさせてもらっています。ゲート練習以外はダートコースを使っての乗り込み。左前の出が若干硬く感じたので、水曜に鉄を打ち替えて対処しています」(的場均調教師)
(ノルマンディーオーナーズクラブより転載)