オルダージュ
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを2500~3000m(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。速いところを織り交ぜながら乗り込んでいますが、着実に良化してきているなと感じます。毛艶はもう少し良くなってきそうなので、まだ本調子にはないと思いますが、このまましっかり進めて状態を上げていく予定です。年内には帰厩させるような流れで考えています」(担当者)NSR 488kg

ホーリーライン
「現在は角馬場でダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。今回は順調に体重が増えていますし、このあたりがホーリーラインのキャパだと思うので、今週から騎乗運動に移行しています。見た目にもフックラとしているので、この状態をキープしながら進めていくつもりです」(担当者) 松風馬事センター 457kg

カーヴィーレーザー
「環境にすっかりと馴染んだというところまではきていないのか、まだテンションの高いところを見せています。それでもゲート練習をいよいよ開始。枠入りを嫌がったり、中に入ってうるさくしたりとなかなか時間がかかりそうというのが第一印象でした。それでも根気よく取り組んで、このまま上手くいけば来週試験を受けてみてもいいかもしれないというところまではきています。坂路での乗り込みも継続していますが、フォームを修正したいのもありますし一つずつクリアしていきましょう」(鈴木孝志調教師)

シュアリーシーズ
トレセン近郊のグリーンウッドトレーニングで調整することになり、26日(火)に移動しました。
「ゲートの一完歩目は速いのですが、隼人も話していたように、そこからは促さないと進んでいかないんですよね。レース前から不安はありましたが、後ろが物足りない馬なので、まだビュッと反応出来ないんだと思います。最後ももう少し抵抗してくれると思いましたが、距離が長くて伸び切れないという感じはありませんでしたよ。ただ、現状ではもう少し短い方がパフォーマンスを発揮しやすそうなのも確か。オールダートに拘ってこの条件を選択しましたが、良いスタートを切っても前に行けないのであれば、芝スタートでも全然問題ないでしょうね。それが分かったのは収穫でした。ただ、今回の走りを見るとやはり現状ではダートの方が合っている感じがしました。もちろん芝が駄目というわけではありませんので、今後は相手関係なども見ながら出走する番組を決めていくつもりです。短距離という感じはなく、1400~1600mくらいに適性があるのではないでしょうか。レース後も大きな疲れは見られませんが、入厩してからほぼ在厩で進めてきたので、ここで一息入れてあげた方が良いと思い、火曜日に育成場に出しています。もう少し体がフックラしてくれば全体的に良くなってくるはずなので、成長に期待したいと思います。問題ないようなら年内に戻して、年明けの開催を目指していく予定です」(吉村圭司調教師)

シュヴァリエの18 20191130 シュヴァリエの18
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場2周(ダク)と坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「普段はマイペースなところがあり、会員さんの見学の際も引っ張られながら歩くくらいのんびりしていますが、調教には前向きで、キビキビと動けています。今のところはこれといったクセもなく、扱いやすい馬。馬体に関しても減ることはありませんし、これからまだまだ成長してくれると思います」と話していました。 ノルマンディーファームヘヴンリーヴォイスの18 20191130

ヘヴンリーヴォイスの18
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場2周(ダク)と坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「父エイシンフラッシュの産駒は奥手で成長力のあるタイプが多いですが、ヘヴンリーヴォイスの18は体のバランスが良く、馬体重の割に比較的しっかりしている印象を受けます。先日の京都ダ1900m戦では、6歳になる半兄スーパーライナー(父フレンチデピュティ)が強い勝ち方をしていましたが、デビューは2歳8月と早く、2戦目で初勝利。この馬も青写真どおり、早くからの始動を考えても良さそうなので、乗り込みながら成長を促していけるよう進めていきます」と話していました。ノルマンディーファーム 
(ノルマンディーオーナーズクラブより転載)